はじめる前に?

趣味やスポーツとして、誰にでも気軽にフライトを楽しんでもらえるのがパラモーターの魅力。しかし、正しい知識やルールを知らずにスカイスポーツを始めることは大変危険です。パラモーターで飛ぶには体格や年齢、技量に合わせた道具選びも必要です。興味を持ったら、まず、JPMA公認インストラクターのいるスクールを訪ねてください。体験コースやタンデムフライトコースを設けているスクールもあります。まずは見学からでもOK!自由にフライト出来るようになるまではフライトエリアに通っての練習が必要です。自分に合った、信頼できるスクールを選びましょう。

【装備】

【パラグライダー】
リュックサックに畳んでしまえる翼。パラモーター専用のパラグライダーを使う。
もともとは山の斜面などを利用して滑空するものなので上空でエンジンが止まっても問題なし。上昇気流を捉えてのソアリングも楽しめる。パラモーター用ではエンジンパワーを効率的に使える設計になっており、よりアクティブなフライトが楽しめるようになっている。
【エンジン】
主にガソリンエンジンを使い、プロペラ回転により推力を出す。
背中に背負えるようにハーネスと一体型となっており、軽量タイプやハイパワータイプなど、体力や飛び方などに合わせて選べる。
【ヘルメット】
パラモーターではエンジン音に干渉されることなく無線通信をする必要があるため、無線用ヘッドセットがついているものを使用する。
【無線機】
講習やフライヤー同士の交信のため小電力・デジタル無線機を使用する。
【靴】
トレッキングシューズのような靴がお薦め。捻挫を防ぐため、足首までサポートされているものが良い。
【手袋】
パラグライダーやエンジンを取り扱う際の怪我防止のため必須。また上空での防寒にも欠かせない。
【レスキューパラシュート】
万が一の事態に備えるパラシュート。自動車におけるエアバック同様、使うことは滅多にないが必携装備。
【浮力体】
海辺や河川敷を利用したフライトエリアも多いため、万が一の着水に備え自動膨張式の浮力体を装備する。