安全・ルールとマナー

安全にフライトするために

パラモーターは、楽しいフライトを心がけ、フライトプラン(目的)を持って安全に飛行することが大切です。
どんなに小さな目的であろうと、1フライト毎に意識をもって飛ぶことで確実に技量は向上します。時間や距離を設定する、苦手な部分だけを注意する、初めて使用する機材の調子をチェックする等、どのような理由でも意識を持って安全に飛ぶことで技量UPに繋がります。
そして、単独フライトや技量を超えた曲技飛行は事故に繋がる可能性も大きく考えものです。貢任もって活動する指導員在籍のクラブやスクールで、正しい訓練や知識を学んで活動することがとても重要です。

【安全飛行の心得】
最近では、空撮のツールとしてマスコミで広く取り上げられ、パラモーターを身近に感じる人も多くなりました。最低限の機材と訓練で、手軽に空を飛べるこのパラモーターは、それだけで多くの可能性や夢があるスカイスポーツで、現時点では航空法(通達)による管理を受けず比較的自由に飛ぶことができますが、社会に迷惑をかけず活動する為に自主規制の秩序でルールやマナーを守る必要があります。法規制がなくとも配慮すべき航空法が存在し理解が必要です。決して好き勝手に飛んでよいわけではありません。

【飛行環境】

  • 見学者や近くに居る人への安全配慮は十分か?
  • 気象状況をチェックしたか?
  • 指導者からの飛行許可、近隣飛行場や他クラブ/スクールとの空域調整・連携は?
  • 離発着に十分な広さが確保できているか?

【飛行前点検】

  • 燃料は十分か?
  • 機材メンテナンスは万全か?
  • 浮力体・緊急パラシュートなど安全必要装備の携行は?
  • レッグベルト、ハ―ネスベルトはしっかり締めたか?
  • 予定飛行コース上に十分な緊急着隆場はあるか?

【モラルとマナー/心がけ】

  • エリアルール・飛行空域情報を充分に把握しているか?
  • 自分一人だけでなく、仲間と一緒に活動しているか?
  • 危険で無茶なフライトはしていないか?・健康状態は万全か?
  • 騒音などで周辺住民に迷惑をかけていないか?
  • エリアにゴミやタバコの吸い殻を捨てていないか?
  • 見学者や取材の目を気にして平常心を失っていないか?
  • 自然を大切にしているか?

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